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ヒンダート温泉!日本人が掘り当てたタイの温泉|カンチャナブリー観光

ヒンダート温泉

カンチャナブリー県には「温泉」があります。

日本人がイメージする温泉とは趣が異なりますが、天然の露天風呂が楽しめる観光スポットとしてタイ人や観光客に親しまれています。

ヒンダート温泉とは

ヒンダート温泉とは、カンチャナブリーのトンパープームにある温泉施設です。

第二次世界大戦中の1942年、タイに駐留していた日本軍の兵士が掘り当て、戦後、常夏の国の温泉施設として観光スポットになりました。

湯温は40度前後とぬるめで、日によっては気温の方が高いこともありますが、入ってみると意外にも適温に感じます。

トンパープームというカンチャナブリーの中でも地方にある小さい町のはずれにあり、秘湯感が漂っています。

温泉の敷地内には日本語で「ヒンダー温泉」と書かれているので日本人が多いのかと思いきや、客層の90%はタイ人、残りはロシア人を中心とする白人が多いようです。

何度か足を運びましたが、日本人らしき人は2~3人しか見かけたことがありません。

タイ人はヒンダート温泉をプーナムロンと呼ぶ

地元のタイ人にヒンダート温泉について尋ねると「どこだそれ?」と言われ、詳しく説明すると「あー、プーナムロンのことか」と言われることがあります。

どうやら地元ではヒンダート温泉という名前は定着しておらず、プーナムロンと呼ばれているようです。

プーナムロンと言えばタイとミャンマーの国境(プーナムロン・ティーキー国境)をイメージしがちなので、間違えないようにしてください。

ヒンダート温泉の特徴

泉質は単純鉄泉で、筋肉痛、関節痛、高血圧、貧血などに効果があるとされています。

浴槽は4つあり、壁で仕切られた3層の浴槽と、それとは少し離れた位置に1つ設置されており、浴槽の底に敷かれた砂利の間からお湯が沸いています。

離れた位置にある浴槽はモンク専用ですが、ときおり知らずに入浴している観光客も見かけます。

湯温は離れた位置の浴槽がぬるく、3層の浴槽は40度前後です(真ん中が最も暑いことが多いですが、それでも日本の温泉に比べるとぬるめです。)。

近くには川が流れており、温泉で身体が熱くなったら川に入って冷まし、再び温泉に入るという楽しみ方ができます。

まさに天然の水風呂です。

ヒンダート温泉に入浴するときの注意点

ヒンダート温泉に入浴するときの注意点は、以下のとおりです。

肌の露出を避ける

日本で温泉と言えば男女別々に裸で入るものですが、ヒンダート温泉は男女混浴で水着または衣類を着用して入らなければなりません。

完全露天風呂ということもあり、温泉よりも「天然の温水プール」という表現の方が適当かもしれません。

人前で肌を露出するのは好ましくないので、ビキニなどは避け、できるだけ肌を覆う範囲が多いものを着用してください。

タイ人はTシャツと短パンなど普段着で入浴している人が多いので、それに倣っても良いでしょう。

現地で着替えができる

ヒンダート温泉には更衣室とロッカーがあるので、現地で着替えることができます。

駐車場に着いたときから水着を着てウロウロしている白人をよく見かけますが、タイでは好ましくないとされています。

普段着で遊びに行き、温泉施設に入ってから着替えるようにしましょう(濡れても良いなら普段着のまま入浴するのもありです)。

入浴時ははだしになる

浴槽の近くまではサンダルやスリッパを履いていられますが、入浴時ははだしにならなければなりません。

日中は地面が暑いので、火傷しないように日陰を歩くようにしてください。

また、浴槽の床には砂利が敷いてあるので、足の裏を怪我しないようにゆっくり歩くことを心がけることが大切です。

浴槽が深い

日本の温泉と比べると深い浴槽がある(170cmの人で胸辺りまで水が来る)ので、子ども連れで遊びに行く場合は要注意です。

乳幼児を浴槽に入れるときは常に抱っこし、小学生低学年の子どもでも抱っこまたは見守りが必要です。

食料品の持ち込みは禁止

温泉エリアに持ち込めるのは飲み物だけで、食料品は禁止されています。

食料品を持っている場合は温泉の入り口で預けるか、ロッカーに入れておかなければなりません。

ヒンダート温泉の場所とアクセス

基本情報

名称 ・日本語:ヒンダート温泉

・英語:Hin Dat Hot Spring

・タイ語:พุน้ำร้อนหินดาด

住所 Hin Dat Thong Pha Phum, Kanchanaburi 71180
営業時間 6:00~22:00
料金 ・タイ人:20バーツ

・外国人:60バーツ

アクセス カンチャナブリーバスターミナルから車で約2時間30分

ヒンダート温泉への行き方

ヒンダート温泉には、カンチャナブリーバスターミナルからバスに乗っていくのが一般的です。

No.8203のバスが6:00~18:30まで30分間隔で運行しているので、比較的交通の便は良いと言えます。

他にもソンテウをチャーター(2000バーツ程度)する方法もありますが、大人数で行かない限り費用対効果が良くありません。

タイ人の中にはバイクで行くという人もいますが、暑い中、土地勘がない地域を約130kmも走行するのは、初心者にとってはリスクが高いです。

ヒンダート温泉の観光

温泉なので「観光」というのも変な気がしますが、写真を見ながら温泉の雰囲気を掴んでもらえたら良いなと思います。

ヒンダート温泉

ヒンダート温泉の駐車場です。

バスで来た場合は駐車場付近で降車します。

ヒンダート温泉

駐車場の奥がヒンダート温泉の入り口です。

この建物でチケットを購入して奥に進みます。

ヒンダート温泉

ヒンダート温泉の入り口ゲート前です。

タイ語で「プーナムロンヒンダート」、英語で「The Hindad hot spring」と書かれています。

日本人は「ヒンダート(温泉)」と覚えますが、タイ人は「プーナムロン(ヒンダート)」と覚えるため、タイ人に「ヒンダート温泉」と言ってもピンとこないことがあるようです。

ヒンダート温泉

ヒンダート温泉の入り口ゲートです。

ここでチケットを渡して入場します。

食料品を持っている場合は、受付の人に預けましょう。

ただし、預かってくれる人と「ロッカーに入れておいて」と言う人がいるので、後者の場合は更衣室のロッカーに入れておくようにします。

ヒンダート温泉

現地の子どもたちです。

タイ人の子どもは、「お風呂に入る」ではなく「温かいプールで遊ぶ」という感覚で温泉を楽しんでいるようです。

更衣室

奥に更衣室(ロッカールーム)とシャワールーム、タイマッサージ施設があります。

更衣室は、部屋の前にいる人に使用料を渡して入室します。

シャワールームの使用は無料です。

日本でも温泉旅館でマッサージを受けられることが多いですが、タイでも温泉とマッサージはセットになっています。

ヒンダート温泉

3層に仕切られた浴槽です。

ヒンダート温泉

3層の真ん中の浴槽です。

撮影日は、白人が浴槽で泳いではしゃぎ回っていました。

注意書き

飛び込み禁止とはっきり書かれていますが、周りの迷惑を考えず飛び込みを繰り返す白人も多く、タイ人の失笑を買っていました。

ヒンダート温泉

少し離れたところにあるモンク専用の浴槽です。

ヒンダート温泉 川

温泉の傍には川が流れており、熱くなった身体を冷ますのに絶好の場所です。

ただし、川の水は少し濁っており、清潔さは感じられません。

また、川の中は至るところに苔が生えているので非常に滑りやすくなっています。

数年前に訪れたときは、観光客の子どもが足を滑らせて転倒し、岩に頭をぶつけて出血するという事故がありました。

大人もですが、子ども連れで遊びに行く場合は特に注意してください。