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World War 2&JEATH戦争博物館|カンチャナブリー観光

World War 2&JEATH戦争博物館

クウェー川鉄橋と一緒に訪れておきたいのがWorld War 2&JEATH戦争博物館です。

World War 2&JEATH戦争博物館とは

World War 2&JEATH戦争博物館とは、第二次世界大戦中に秦緬鉄道の建設に関わった日本軍や連合軍戦争捕虜に関する資料を展示している博物館です。

秦緬鉄道の建設に関わった「J=JAPAN(日本人)」、「E=England(イギリス人)」、「A=Austraria(オーストラリア人)」、「T=Thailand(タイ人)」、「H=Holland(オランダ人)」の頭文字を並べ、JEATH戦争博物館と名づけられました。

日本軍は、第二次世界大戦中の1942年、ビルマ戦線への軍需物資などの陸上補給ルートを確保するためにタイとミャンマーを結ぶ秦緬鉄道の建設に着手し、連合軍捕虜や対人を含むアジア人労働者が大量に動員されました。

結果、工期5~8年以上とされた秦緬鉄道は約1年で開通しますが、その背景で、多くの捕虜や労働者が命を落としています。

クウェー川鉄橋と同時に見て回ることで、当時の状況を具体的にイメージすることができます。

MEMO

秦緬鉄道:太平洋戦争中にタイとミャンマーを結び、軍需物資の輸送に使用された鉄道。現在は、バンコクのトンブリー駅からナコーンパトム、ラーチャブリー、カンチャナブリーを経由してナムトックまで続く。

World War 2&JEATH戦争博物館の特徴

館内には、日本軍兵士が使用した銃や剣、バイクや車、衣類、連合国軍捕虜のスケッチ、秦緬鉄道に動員される捕虜の様子などが展示されており、当時の様子を生々しく現在に伝えています。

また、寺の敷地内にはミスタイランドの衣装が展示されたエリア、タイ王国の歴史に関する資料などが展示されたエリア、鉱石類が展示されたエリアなどもあり、博物館のチケットを購入すれば全て見て回ることができます。

敷地内の建物の屋上は、知る人ぞ知るクウェー川鉄橋の撮影スポットです。

「JEATH戦争博物館」は2つある

実は、JEATH戦争博物館という名称の博物館はカンチャナブリー市内に2ヶ所あります。

この記事に書いているのは、「World War 2&JEATH戦争博物館」ですが、「JEATH戦争博物館」という博物館が別にあるのです。

観光スポットとしてはWorld War 2&JEATH戦争博物館よりもJEATH戦争博物館の方が有名なので、後日、別の記事にしたいと思います。

World War 2&JEATH戦争博物館の観光

World War 2&JEATH戦争博物館は、第二次世界大戦中で日本軍が行った行為の一端を知ることができる場所です。

訪れる度に日本人として複雑な思いを抱きますが、歴史を振り返る良い機会になります。

基本情報

名称 ・日本語:World War 2&JEATH戦争博物館

・英語:the World War 2&JEATH War Museum

・タイ語:พิพิธภัณฑ์สงครามโลกครั้งที่ 2

住所 ・英語:Ban Tai, Mueang Kanchanaburi District, Kanchanaburi 71000

・タイ語:ตำบล บ้านใต้ อำเภอเมืองกาญจนบุรี กาญจนบุรี 71000

営業時間 午前7時00分から午後6時00分
料金 大人:50バーツ/人、子ども20バーツ/人
アクセス ・カンチャナブリーバスターミナルからソンテウ、モーターサイ、トゥクトゥクで15~20分

・カンチャナブリー駅からクウェー川鉄橋駅まで電車で10分程度、そこから徒歩2分

 World War 2&JEATH戦争博物館への行き方

World War 2&JEATH戦争博物館へは、電車またはモーターサイなどを利用して行くことができます。

鉄道

バンコクからカンチャナブリーまで電車を利用する場合、クウェー川鉄橋駅で下車すれば、博物館まで徒歩2分です。

バンコクのトンブリー駅から電車に乗った場合の乗車時刻と到着時刻は、以下のとおりです。

・7:45トンブリー駅-10:55クウェー川鉄橋駅

・13:35トンブリー駅–16:26クウェー川鉄橋駅

クウェー川鉄橋駅の前は「カンチャナブリー駅」ですが、ここで降りると博物館まで約3kmあります。

間違ってカンチャナブリー駅で下車した場合は、改札付近に停車しているトゥクトゥクやモーターサイを利用してください。

モーターサイ、ソンテウ、トゥクトゥク

バンコクからカンチャナブリーまでバスを利用した場合、カンチャナブリーバスターミナルに到着するので、付近にいるモーターサイ、ソンテウ、トゥクトゥクなどを利用して博物館まで行きます。

ゲストハウスやホテルに宿泊した場合、フロントに頼めばトゥクトゥクなどを呼んでもらえます。

以下の相場を参考に、事前交渉した上で利用してください。

  • モーターサイ:50~60バーツ
  • トゥクトゥク:100~150バーツ
  • ソンテウ:1人につき20~40バーツ

徒歩

クウェー川通りのゲストハウスやホテルに宿泊した場合、徒歩で行くことも可能です。

ただし、クウェー川通りは東西約2kmあり、博物館はクウェー川通りの西端付近にあるため、東端付近のゲストハウスに宿泊していると2km近く歩くことになります。

日陰がない場所が多いので、できるだけ涼しい午前中に出かけるようにしてください。

 World War 2&JEATH戦争博物館の観光

World War 2&JEATH戦争博物館の入り口です。

一見すると工場や資材置き場のように見えますが、「JEATH WAR MUSEUM」の看板がかかっており、中に蒸気機関車が展示されているのが目印です。

なお左手前に見えるピンク色の屋根はエクスチェンジ(外貨両替所)です。

JEATH戦争博物館

第二次世界大戦中、実際に軍需物資を輸送していた秦緬鉄道の蒸気機関車です。

日本語の説明看板が立っているのはここだけで、博物館内は英語またはタイ語のみです。

JEATH戦争博物館

左手が料金所です。

大人は50バーツ、子どもは20バーツです。

何歳まで子供料金で入館(寺の敷地内なので「寺に入る」の方が正しいかもしれません。)できるかは未確認ですが、少なくとも小学生は子供料金で入っていました。

JEATH戦争博物館

敷地内に入ってまず目を引くのが右手にある中華系の建物です。

有名なナレースワン王などタイの有名な王様の像が置かれており、建物内の壁面には当時の戦争風景などが描かれ、武器類が展示されています。

MEMO

ナレースワン王:タイのアユタヤ王朝の第21代目の王。当時のビルマから独立を勝ち取るなどの功績から「タイ三大王」の一人とされ、現行の50バーツ紙幣の裏面にも肖像が描かれている。2007年から2015年まで映画「キング・ナレースワン(原題:ตำนานสมเด็จพระนเรศวรมหาราช)6部作」が公開された。

JEATH戦争博物館

中華系の建物の向かい側が World War 2&JEATH戦争博物館の入り口です。

色々な文化が入り混じっていて分かりにくいですが、日本の国旗が目印です。

JEATH戦争博物館

入口の横には日本軍将校の像がずらりと並んでいます。

JEATH戦争博物館

建物の中には、日本軍などが使用した銃や剣が展示されています。

JEATH戦争博物館

壁や天井には第二次世界大戦に関する写真などが貼られています。

JEATH戦争博物館

2階もありますが、戦争とは関係のないものが展示されているので、一旦外へ出ます。

JEATH戦争博物館

飛行機やヘリコプターの模型が展示されており、奥にはクウェー川鉄橋が見えます。

少し遠いですが、鉄橋前広場よりも良い写真を撮ることができます。

JEATH戦争博物館

中庭の端から下に降りると、再び戦争博物館エリアです。

 World War 2&JEATH戦争博物館

秦緬鉄道建設当時の過酷な状況が展示されています。

World War 2&JEATH戦争博物館

連合軍戦争捕虜が収容されている様子です。

他にも日本軍の車やバイク、ヘルメット、機器類などが展示されています。

World War 2&JEATH戦争博物館

タイの博物館では定番の休憩所です。

しかし、椅子の前には砲弾が並べられており、穏やかな気分にはなりにくい場所です。

おまけ1(クウェー川鉄橋の撮影スポット)

World War 2&JEATH戦争博物館の敷地内には、クウェー川鉄橋が綺麗に撮影できる場所があります。

敷地内に入って右手にあった中華系の建物の隣にある建物の屋上です。

中華系の建物から中に入り、最上階(4階、5階は閉まっていることが多い)から外に出て通路を通って隣の建物の屋上へ行きます。

クウェー川鉄橋

試しに撮影してみたところ、クウェー川鉄橋前の広場から撮影するよりも広い範囲を撮影することができました。

あまり人が来ないため、自撮りをしたり、じっくり構図を練って撮影したりすることができます。

クウェー川鉄橋(戦場にかける橋)|カンチャナブリー観光

おまけ2(ミスタイランドの肖像と衣装)

JEATH戦争博物館 ミスタイランド

日本軍の武器類が展示されていた部屋の2階には、歴代のミスタイランドの肖像と衣装が展示されています。

それもなぜか1992年で途絶えています。

JEATH戦争博物館

「なぜ戦争博物館の2階に?」、「なぜ途中で途絶えているの?」などの疑問は湧きますが、おそらく深い意味はないので、深く考えないようにしました。